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WebブラウザのアドオンであるAdblockPlusで特定要素をブロックする方法

開発環境は、Windows 10 Pro(64bit)。

今回は、Firefoxを使って、説明します。バージョンは、89.0(64ビット)です。

まず、アドオンである、Adblock Plus - free ad blockerをインストールします。

一般的な方法

デフォルトで、Adblock Plus側から、ブロックしておくべきフィルターリストを提供されているので、何もしなくて、そのフィルターに合致するものはブロックしてくれます。ただ、自分が、ブロックしたいものが、リストの中にない場合は、自分でブロックする必要があります。その方法は、

  1. ブラウザのヘッダー部分にあるAdblock Plusのアイコンをクリック
  2. 要素をブロックと書かれたエリアをクリック
  3. 画面上でブロックできるエリアが赤色で表示されるので、マウスを動かして、ブロックしたいエリアになったら、クリック
  4. そのエリアのブロックする要素の文字列が表示されるので、ブロックボタンをクリック

もっと高度な方法

ただ、上記の方法でも、赤色のエリアが、こちらの望むところに移動しなかったりするので、もっと細かく指定できる方法を書きます。

  1. ブロックしたいWebサイト上にて、F12キーでWebブラウザの開発ツールを起動する。
  2. ページから要素を選択のメニューをクリックし、ブロックしたい部分をクリックする。
  3. その周辺のHTMLが表示されるので、HTMLタグ名とidやclass属性名を取得してメモしておく。
  4. Webブラウザのヘッダー部分のAdblock Plusアイコンをクリックし、右上の歯車アイコンをクリックする。
  5. 詳細設定のマイフィルターリスト部分に、例えば、以下のようなコードを書いて、追加ボタンをクリックします。

具体例

YouTubeで関連動画部分を表示させたくなければ、以下のように書きます。

youtube.com##div.style-scope.ytd-watch-next-secondary-results-renderer

サイトのドメイン名##タグ名.クラス属性名1.クラス属性名2
という構造。

YouTubeでコメント欄部分を表示させたくなければ、以下のように書きます。

youtube.com##ytd-comments

サイトのドメイン名##タグ名
という構造。

YouTubeでサムネイルを表示させたくなければ、以下のように書きます。

youtube.com##ytd-thumbnail