PythonでOpenCVを使うまでの手順
開発環境は、Windows7 Professional(32bit) + ActivePython 2.7.10.12
OpenCVでは、こういうことができますよ、という動画です。ワクワクしますね。
さて、今回は、PythonでOpenCVを使うまでの手順を書いていきます。
1.公式サイトへアクセスする
OpenCV library
2.下部分にあるLatest Newsから、OpenCV (バージョン数)と書かれた記事をどれでもいいのでクリックします。(今回は最新のOpenCV 3.4)
3.ページを下までスクロールするとDownloadの欄があるので、自分の環境に応じてダウンロードします。今回は、自分のOSはWindowsなので、Windows self-extracting archiveのsourceforgeのテキストリンクをクリックします。
4.アクセスすると自動でファイルがダウンロードされます。
5.ダウンロードしたファイル(今回はopencv-3.4.0-vc14_vc15.exe)を実行します。(ファイルを展開する場所を覚えておいてください。自分の場合は、C:\Users\ユーザー名\Downloadsです。)
6.展開した場所へアクセスし、opencv\build\python\2.7\x86フォルダ内のcv2.pydがあるのでコピーし、Pythonの外部パッケージを保存する場所であるフォルダ内(自分の場合はC:\Python27\Lib\site-package)にペーストする。
7.コマンドプロンプトを実行し、pythonと入力して、対話型モードを起動し、import cv2と入力して、問題がなければ成功。
簡単なプログラムを書いてみます。
以下のプログラムはOpenCVのバージョンを表示します。
# -*- coding:utf-8 -*- import cv2 print(cv2.__version__) # 3.4.0
次は、画像をmatplotlib上に描画するだけのプログラムです。
# -*- conding:utf-8 -*- import cv2 import matplotlib.pyplot as plt img = cv2.imread('test.jpg',cv2.COLOR_BGR2RGB) plt.imshow(img) plt.show()